

交友関係の行方調査がありました。
私は、自分を試したかったこともあり、
「私にやらせて下さい!3日以内に見つけて来ます!」
と、上司に大口を叩いてしまいました。
対象者は、借金絡みのトラブルで数年前から本格的に逃げており、調査は困難を極めるであろうことを一日目で悟りました。
そんな中、対象者の父親の住んでいたアパートは、わりと簡単に判明しました。
その対象者の父親は、80歳近いおじいちゃんでした。
私は、そのおじいちゃんのアパートのドアの前で、大げさに倒れました。
数十秒後、私が倒れた物音に気が付いたおじいちゃんがドアを開けて、倒れこんでいる私を見てびっくりしていました。
私は相当苦しんでいる演技をして、おじいちゃんの部屋に入れてもらい、2時間程おじいちゃんの家のふとんで寝かせてもらいました。疲れていたのか、実際に寝てしまいました・・・。
その間、自分の不幸な身の上話(作り話)をしました。おじいちゃんは私に同情し、自分の家族の話をしてくれました。
その内容から、おじいちゃんは対象者である息子の居住先を知らないことが分かりましたが、対象者が近いうちにおじいちゃんのアパートに来ることが判明しました。
私は次の日からおじいちゃんのアパート近辺にて張り込みを開始しました。
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