

今回の依頼はある企業の副社長さんからでした。
「専務の退社後の接触者を割り出して欲しい」
との依頼であり、詳しい話を聞いてみると、
「最近の好景気で業績もアップしてまいりました。そのためかどうも社長が勇退を考え始めたらしいのです。
そこで現在ライバルと目されている専務のH氏がどのような動きをしていて、彼のグループに誰がいるのかを把握しておきたい」
とのこと。
我々は以上の指令を受け、一週間H専務の退社後の行動調査を開始してみると、H専務も社長退陣の話を聞いているため一人でも多くの人間を自分に取り込もうと必死の様子が窺え、副社長側の人間にも接触をしておりました。
また、接待を行う時は必ずY部長が同行しており、場所も個室が多かったため、なかなか会話までは聞き取れませんでしたが、それでも別れる時の表情や会話などの映像は押さえつつ、H専務側の人物把握を報告しておりました。
指令内容より「接触人物内にてH専務との友好が最も強そうな人物を特定してほしい」とあったので、映像からその人物の特定を行いましたが、やはり有力なのはY部長であり、いざ決起となった場合には最大の難関となると思われました。
月曜日から木曜日まで毎日このような特定調査が行われ、日々報告をしておりました。
そして金曜日、副社長から「今日H専務が決起集会を行うらしいので、そこに参加する人物を必ず特定してくれ」との連絡が入りました。
H専務の尾行は当然行い、前もってその場所の情報も仕入れて調査員も潜入させました。
開始時刻は20時との情報でしたが、5分前になっても店内で張り込みをしている調査員からはそれらしい人物が店内に入ってこないとの連絡がありました。
もしかして、情報そのものが嘘なのでは?という疑念が調査員の頭をよぎりました。
探偵なら全国展開の総合探偵社
ガルエージェンシー株式会社